WEB版すいせん [2021年8月号]

退任のごあいさつ

有限会社ハートフルケア
藤波 英司

 

 令和3年度の総会をもちまして会長の職を退任いたしました。平成25年に会長を 拝任し4期8年間務めさせていただきました。在任中は、公私にわたりご指導とご支援を賜り大過なくその職責を全うできましたことはひとえに皆様方のご厚情の賜ものと心より厚くお礼申し上 げます。

 さて、ここで皆様と共に歩んできた8年間を振り返り、残された課題や今後の展望について私見を述べさせていただきます。今後の皆様の活動の参考になれば幸甚です。

 福井県作業療法士会は昭和58年に発足し、歴代の会長をはじめ会員皆様のご尽力により着実に発展してきました。その後に引き継いだ私の使命は、これまでの実績を継承しつつ更に充実させること。作業療法の発展や作業療法士の資質向上をもって、県民や会員に求められ(必要とされ)しっかりと応えられる県士会、作業療法にすることと決心しました。

 当時より地域包括ケアシステムの構築が打ち出される中、日本作業療法士協会では「作業療法5ヵ年戦略」で地域包括ケアにおける作業療法の役割強化が示され、作業療法の核とも言える「生活行為向上マネジメントの普及」が具体的行動目標として設定されました。当士会においても県内各市町で構築されるシステムに対応できる人材の発掘と育成、質の担保が重要課題でした。その課題を解決するには県内のすべて作業療法士が情報を共有し、一致団結して取り 組む必要があると考えました。会員の組織離れを感じる中、一人でも多くの作業療法士が協会や県士会に入会し積極的に活動に参加、参画していただくにはどうするか。ホームページの充実、メーリングリスト作成 など情報発信や共有への取り組みや、 生活行為向上マネジメント、認知症、地域包括ケアに関連した研修、県学会、新任者及び管理者研修、タウンミーティングと称した懇親会の開催など、質の担保を図りつつ参加・参画したくなるような魅力的な会を目指して活動してまいりました。 活動の効果は十分と言えないかも知れませんが 、県学会や東海北陸作業療法学会 、その他の研修では若い作業療法士が参加や参画する姿を拝見でき 頼もしくも感じました。今後も随時会員の意見を聴取しながら、さらに魅力的な活動となるよう検討を繰り返していくことが重要と考えます。

地域包括ケアシステムに伴う人材の確保については、未だ各市町で差があるのが実情で、作業療法サービスが地域で格差なく提供できることが望まれます。各々がその地域を支える一員であり、地域は作業療法士に期待しているという現実を自覚し、人任せにせずその地域を支え ていくと言う気概を持ち取り組むことが大切なのだろうと思います。そして県士会はそれらの 活動を把握しマネジメントできることが理想です。今後、新たな課題も想定されますが、これまでのように会員の皆様と共に一歩ずつ着実に県士会が発展し、県民の保健・医療・福祉の向上に寄与し続けられることを祈念申し上げます。

 

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